日成ビルド工業

目次
日成ビルド工業公式サイトキャプチャ
引用元:日成ビルド工業公式サイト(http://www.nisseibuild.co.jp)

4つの規格化されたシステムから、建物の用途に適した形式や建築材料を選択し、ニーズに合った建物をつくり出す日成ビルド工業の特徴を調査しました。扱っているシステム建築商品も紹介しているので、参考にしてください。

日成ビルド工業の
システム建築の強み

日成ビルド工業が提供するシステム建築は、規格化されたフレームシステムと外装システム、屋根システム、オプションを建物の用途に合わせて組み合わせるものです。カラーバリエーションも複数用意してあるため、希望通りの外観を持つ建造物を建設できるでしょう。

間口方向は、ラーメン構造による大開口を実現。柱もないため、柱分のスペースを有効活用できます。また、プレハブハウスでは対応が難しい大規模な空間を実現することが可能です。

CHECK
システム建築メーカーは
レイアウト要件から選ぶ!

当メディアは、工場建設を効率よく行いたいと考えている製造関連企業に向けて、工場建築に実績のあるシステム建築メーカーの情報を掲載しています。

つくりたい工場のレイアウト要件から探せるシステム建築メーカー3選を厳選して紹介していますので、システム建築メーカー選びの参考としてぜひご覧ください。

日成ビルド工業の
システム建築が向いている企業

大空間や居住性、目的に合わせたオプションなど工場に必要な機能を備えています。必要に応じて、事務所や休憩室、小規模に分割された作業場などを併設することも可能なため、さまざまな用途に合った工場・倉庫を実現できます。

事業の変革などで生産設備の増設や工場内のレイアウト変更が必要な場面でも、柔軟な対応が可能です。断熱性や遮音性にも優れているため、動線の改善や安全性、利便性の向上が期待できます。業務効率化にもつながるでしょう。

日成ビルド工業が
提供するシステム建築の特徴

4つの規格化システムから
ニーズに合わせて選択する

日成ビルド工業が提供するのは、規格化された「フレームシステム」「外装システム」「屋根システム」「オプション」を建物の用途に合わせて組み合わせるシステム建築。外装システムには角波サイディング(縦張り)と日成フレッシュボード40(断熱仕様)があり、カラーバリエーションも複数用意しています。

屋根システムには切妻タイプと片流れタイプを用意。オプションでは「クレーン」や「シャッター」「アルミサッシ」を取り揃えており、建物の用途や希望に合わせた施工が可能です。

斜めエンドプレート接合で
在来工法を上回る強度を実現

日成ビルド工業はメインフレームの柱と梁をつなぐ接合部に「斜めエンドプレート接合」を採用しています(トラスタイプはメインフレームのみ)。斜めエンドプレート接合は日本建築センターで構造評定を取得した、信頼できる工法です。

エンドプレートを斜めに設置することで、力の分散効率が向上。柱の局部補強なしで、在来工法を上回る強度と剛性を維持できます。そのため必要な部材や工程が少なくなり、建築コスト削減や工期のスピードアップが実現するのです。

日成ビルド工業では斜めエンドプレート接合を用いた柱・梁接合部の強度試験を実施し、安全性も実証しています。

最大開口40mの無柱大空間を実現

メインフレームやサブフレーム、二次部材に「溶接軽量H形鋼」を採用しています。溶接軽量H形鋼は、従来のロールH形鋼の約1.38倍の材料強度を持っており、それでいてロールH形鋼よりも軽いのが特徴。そのため建物にかかる荷重負担を軽減し、柱のない大空間を実現できるのです。柱分のスペースを有効活用でき、パフォーマンスも向上します。

基礎構造の簡素化も同時に実現し、施工を省略できるのも嬉しいポイントです。

※参照元:日成ビルド工業公式HP(https://www.nisseibuild.co.jp/products/system/v_span-s/

営業拠点は全国に38箇所!
アフターフォローも充実

日成ビルド工業は全国に38箇所の営業拠点を配置し、全国各地で平等な品質を保ったサービスを提供しています。スピーディーかつ綿密な対応を心がけているそうなので、規格化した店舗を全国展開するときにも役立つでしょう。

また、365日営業しているカスタマーセンターも用意し、お客様を全面バックアップしています。維持管理やメンテナンスサポートなどのアフターフォロー体制も構築。大切な建物をより長く快適に利用するための工夫・配慮が感じられます。

※参照元:日成ビルド工業公式HP(https://www.nisseibuild.co.jp/company/network.html

日本建築センターの構造評定を取得

メインフレームである柱と梁を繋いでいる接合部は、斜めエンドプレート接合を採用しています。これにより、従来の在来工法を上回る強度や剛性を確保可能。この斜めエンドプレート接合は、日本建築センターの構造評定「BCJ評定-ST0175-02」を取得しています。

豊富な実績・経験による提案力

創業から50年以上に渡りシステム建築を行っている日成ビルド工業。50余年という歴史を続けてこられたのは、日成ビルド工業の商品を使ってくださるお客様のおかげだと明言しています。これまでに培ってきた経験と実績を駆使し、常日頃から技術や商品の向上に努めている会社です。

CHECK
システム建築メーカーは
レイアウト要件から選ぶ!

当メディアは、工場建設を効率よく行いたいと考えている製造関連企業に向けて、工場建築に実績のあるシステム建築メーカーの情報を掲載しています。

つくりたい工場のレイアウト要件から探せるシステム建築メーカー3選を厳選して紹介していますので、システム建築メーカー選びの参考としてぜひご覧ください。

展開するシステム建築商品

日成Vスパン-S

工事、倉庫、ドラッグストアやスーパーといった店舗、公共施設など、さまざまな平屋の施工に用いられるシステム建築。メインフレームの形式は、一般地対応の「フルウェブタイプ」と積雪地にも対応できる「トランスタイプ」の2種類を用意しています。

日成VスパンⅡ-S

2階建て対応のシステム建築です。「店舗タイプ」と「倉庫タイプ」、2種類の用途タイプを用意。店舗タイプは床用積載荷重2,900N/(㎡)、倉庫タイプの場合は床用積載荷重3,900N/(㎡)です。

日成ビルド工業が展開する
システム建築の特徴まとめ

  • 依頼者の種別:要問合せ
  • 高層階の建物:2階建てまで可
  • 基礎工事の対応:可
  • 自由設計・セミオーダーの対応可否:無
  • 認定工法の有無:有
  • 斜めエンドプレート接合/BCJ評定-ST0175-02
  • web見積の有無:無

日成ビルド工業の
システム建築の施工事例

CASE1.イブキ産業水沢支店 工場

施工事例
引用元:日成ビルド工業公式サイト(https://www.nisseibuild.co.jp/products/search/691.html)

CASE2.創建装焼付塗装工場

施工事例
引用元:日成ビルド工業公式サイト(https://www.nisseibuild.co.jp/products/search/685.html)

会社情報

企業名日成ビルド工業株式会社
本社所在地石川県金沢市金石北3-16-10
創設年1961年
営業日年中無休
受付時間9:00~21:00
           
レイアウト要件から選ぶ、
システム建築メーカー3選

システム建築での工場建設では、レイアウト設計が作業効率や運営に大きな影響を与えます。
柱の位置調整や広さ、衛生区画など、工場特有の要件を満たすためには、設計対応力があり、柔軟な対応ができるメーカー選びが不可欠です。ここでは、特定のレイアウト要件に対応できるシステム建築メーカー3社を厳選し、各社の特徴と強みを詳しく解説します。

アイコン組み立て・加工が5工程以上の
製造ラインが必要な工場なら
日鉄エンジニアリング
日鉄エンジニアリングのHPキャプチャ画像
引用元:日鉄エンジニアリング公式HP(https://www.eng-steelstructures.com/sp/case/factory/case_19/)

複数の製造ラインが分岐・合流・交差するレイアウト設計や振動・騒音対策など設備条件に応じた間取りに対応。
自社開発の基礎・鉄骨を活用し、システム建築の費用感はそのままに加工工場が求める自由度の高い設計を実現

具体的にはこんな工場に対応
  • 自動車部品製造工場
  • 精密機械加工工場
アイコン長尺材や鉄骨
移動や保管が必要な工場なら
横河システム建築
横河システム建築のHPキャプチャ画像
引用元:横河システム建築公式HP(https://www.yokogawa-yess.co.jp/archives/production/7819)

クレーンやフォークリフトの動線を妨げず、鉄骨や長尺材などの加工・運搬をスムーズに行える。
最大60m級の無柱空間を実現する構造により、大型資材の保管スペースも十分に確保できる。

具体的にはこんな工場に対応
  • 建築資材工場
  • 鉄骨加工工場
アイコン衛生基準を満たすための
ゾーニングが必要な工場なら
大和リース
大和リースのHPキャプチャ画像
引用元:大和リース公式HP(https://www.daiwalease.co.jp/works/prefab/25151)

食品・飲料などの製造環境に求められるゾーニングや空調設計、衛生区画の分離に対応。
設計段階からHACCP認証取得を見据えた仕様提案に加え、専門コンサルタントによる運営支援も受けられる。

具体的にはこんな工場に対応
  • 食品関連工場
  • 飲料製造工場

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システム建築メーカー3選