独自のyess建築でこれまで9,000棟(2019年7月調査時点)の工場や倉庫を建設している、横河システム建築。短工期かつ低コストで行なうシステム建築の特徴や商品タイプを紹介します。
横河システム建築で行なわれているのは、鉄骨・屋根・外壁・建具が規格化されたyess建築です。
工法は一般評定BCJ-ST0171-04として認められ、建築製品はシステム建築専用工場で製造しているなどの特徴を持っています。もともとはアメリカで使われている技術で、日本の建築基準法に合わせて改良し、独自の技術理論として確立しているそう。
yess建築で建設された工場や倉庫は、北海道から沖縄まで通算9,000棟(2019年7月調査時点)を超えます。設計や施工方法が原因で雨漏りや破損といった問題が発生した際には、無償での補修を10年間保証しているのが魅力です。
全国各地で定期的に現場見学会を開催しているそうなので、気になる方は見学会に参加することをおすすめします。
yess建築のフレームシステムは、梁間方向を大スパンのラーメン架構とし、桁行方向をブレース架構とする鉄骨造の低層建築が基本形となっています。
主フレームには高張力材SM49Aを使用し、薄版構造による軽量化や応力勾配に沿った合理的なテーパー断面加工などを施したラーメン架構は、中間柱なしで最大60mスパンに仕上げることが可能。
また、母屋と胴縁には大型の薄板軽量形鋼を使用しており、これまでの鉄骨と比較すると、長手方向のフレーム同士の間隔をより広くとれるようになっています。
非常にこだわった部材なのでコストが気になる点ですが、yessシステム建築製作工場でyess建築の独特な部材の製作ができるようになっているため、低コストで調達することが可能となっています。
yess建築の屋根材に使用されるガルバリウム鋼板は、自社の工場で加工され、作られています。
錆を防ぐはたらきがあるこのガルバリウム鋼板は、55%アルミと亜鉛メッキで作られます。このガルバリウム鋼板と、不燃認定を受けている断熱材のYマットと組み合わせる事で、より断熱性にすぐれ、かつたいへん軽量という屋根システムに仕上がっているのが特徴です。
屋根の種類は、独自の二重ハゼ工法によって高い水密性能を持ちながら、施工の省力化も実現できている屋根工法「SSルーフ」をはじめとして、建物幅や屋根勾配、雪国工法の有無などによって、さまざまなタイプから選ぶことができます。
数ある屋根タイプの中でもSSルーフは、一般地域・雪国地域ともに対応可能で勾配や最大建物幅の融通も一番ききやすいという、オーソドックスかつオールマイティーな仕様となっています。
yess建築のウォールシステムは、意匠や用途に応じた選択肢が豊富なのが魅力です。
プラスターボード12.5mmを2枚取り付けることで、防火構造にも対応している「Vリブウォール」と「Pリブウォール」は、ともに縦張りのみの対応ですが、ガルバリウム鋼板を自社工場にて成型したパネルを使用しているので、低価格ながら意匠性の良い外壁材に仕上がっています。
表皮材にカラーガルバリウム鋼板を使用したサンドイッチパネルを使用し、プラスターボード12.5mmを1枚取り付けることで防火構造に対応した「フラットヴァンド」は、働き幅600/900mmのパネルで縦張り・横張り両方に対応が可能です。
他にも、表皮材にカラーガルバリウム鋼板を使用したサンドイッチパネルで30分耐火・1時間耐火の耐火建築物に適用できる「耐火ヴァンド」や、耐火ヴァンドよりもぐっと薄手にしたサンドイッチパネルに、プラスターボードを取り付けることで防火構造に対応している「ラインヴァンド」などのシリーズがあります。
yess建築は、アクセサリーの種類やカラーバリエーションが豊富。施主の要望に幅広く応じられるラインナップを用意しています。
yess建築で選べるアクセサリーの一覧は、以下の通りです。
これらのアクセサリーに好みのカラーを選ぶことで、オーダーメイド的な満足感がグッと高まります。
2階建ての低層建築に対応できる横河システム建築は、工場・倉庫はもちろん、スポーツ施設や店舗など、スパンに関わらず建設します。建物の形状と寸法を、データとして生産システム(YMD)に入力するだけで作図が可能です。1ミリ単位の寸法にもフレキシブルに対応できるため、システム建築でありながらオーダーメイド感覚を味わえます。
また、使用する部材の点数を最小限に抑えて施工のスピードアップを図り、短工期での建設を目指しているそう。現場での加工がないため、在来工法よりも低コストで建てられるのも見逃せないポイントです。
横河システム建築が独自に開発した構造解析ソフトでフレーム断面を算出し、無柱状態でも60メートルのスパンを生み出すことに成功しています。橋梁や高層ビルで使われている高張力材を使って実現しているそう。中間に柱を立てれば最大120メートルのスパンを確保できます。
また、屋根の断熱性能を高めるため、二重ハゼ工法のSSループとYマット(表皮材つきグラスウールマット)を採用。低コストながらもALC(軽量気泡コンクリート)100ミリの2倍にあたる高い断熱性能を実現しています。
デザインや建物の用途に応じて、外壁のタイプとアクセサリーが選べます。
外壁材には、ガルバリウム鉄板のデザイン性が良いリブウォール、断熱性に優れたサンドイッチパネルのフラットヴァンド、耐火建築物向けの耐火ヴァンドなどを用意。
アクセサリーには、庇(ひさし)・シャッター・ベンチレーター・サッシなども選べるように複数用意されています。太陽光発電、タイタンドアの設置も可能です。希望を伝えつつ、建物に合うよう相談していきましょう。
プランから部材の選定・加工までを、コンピューター処理で一貫して対応できる規格型シリーズです。これにより、短工期かつコストを抑えた広い空間の建築が可能になります。
スーパーラピッドの特性を受け継ぎながらも、建築寸法は1ミリ単位、建物幅の拡大などの改良を加えた規格型シリーズです。より一層、建築主の要望に応えやすくなったシステム建築になります。
カスタムシリーズは、スーパーラピッドの仕様をベースとして、自由設計できるオーダーメイド型です。フレキシブルな対応ができるうえ、短工期・低コストで建築できます。
2016年に発売された、本格鉄骨造の多目的倉庫です。ガレージ型なのが特徴で、大型車両の格納も可能。シャッターは手動・電動どちらかを選択できます。
塩害について公式サイトには記載されていませんでした。
総2階と部分2階の建物が可能です。総2階の場合は2階の床過重によって異なる2タイプの構造形式があります。
2階の床荷重は1,000kg/m2まで、軒高はトータルで12mが標準となります。
横河システムのyess建築屋根材には、自社工場で生産したガルバリウム鋼板が採用されています。断熱材と組み合わせて高断熱なことと、とても軽量であることが特徴です。
横河システム建築の折板の種類は5種類あります。
【SSルーフ】
独自の二重ハゼ工法。大規模物件まで対応可能。
板厚 | 0.6mm・0.8mm |
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働き幅 | 600mm |
パネル高 | 76mm |
パネル最長 | 12,000mm |
優れた水密性能と施工性の容易さが特徴です。
【SSダブルルーフ】
SSルーフとPリブルーフを合わせた二重葺き屋根構造。大規模物件まで対応可能。
板厚 | 上側0.8mm/下側0.5mm |
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働き幅 | 600mm |
パネル高 | 100mm |
パネル最長 | 12,000mm |
優れた水密性能と断熱性が特徴です。
【PXダブルルーフ】
Pリブルーフとスライド機能を一部持たせた山留めビス工法。シンプルな屋根材。
板厚 | 0.5mm・0.6mm |
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働き幅 | 900mm |
パネル高 | 30mm |
パネル最長 | 12,000mm |
温度変化に対応でき、スーパーラピッドの使用や規模に最適です。
【PWルーフ65】
SSルーフとPリブルーフを合わせた二重葺き屋根構造。
板厚 | 上側0.5mm・0.6mm/下側0.5mm |
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働き幅 | 900mm |
パネル高 | 65mm |
パネル最長 | 12,000mm |
優れた意匠性と断熱性の屋根システムが特徴です。
【Pリブルーフ】
スペースMAXとラピッドハウス限定のタイトフレームを使わない屋根材。
板厚 | 0.5mm・0.6mm |
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働き幅 | 900mm |
パネル高 | 30mm |
パネル最長 | 12,000mm |
コストパフォーマンスに優れているのが特徴です。
横河システムのyess建築では、防錆対策にガルバリウム鋼板を屋根と外壁材に使用しています。
ガルバリウム鋼板とは、アルミ55%と亜鉛43.4%が混合した合金メッキの鋼板。アルミは酸化皮膜を作る性質、亜鉛は自ら溶ける犠牲防食の性質があり、これらの二つの性質が合わさると切断面や表面にできた傷を錆から守ることができます。また、一般的な亜鉛メッキと比較して急速になくなることもなく、優れた防錆性能をもち、3〜6倍も耐久性に優れています。
横河システム建築のyess建築構法は、平成20年8月に財団法人日本建築センターより一般評定を取得し、さらに同年11月に適用範囲を拡大しています。
この評定とは、トップレベルの建築鉄骨構造の学識経験者によって評価されるもので横河システム建築は技術を認められ、評定後は大規模建物への適用も可能となりました。
評定工法のyess建築構法とは、ウェブの幅厚比が大きいビルドアップH材を主構造にした低層鉄骨システム建築を指します(評定書No.BCJ評定-ST0171-04)。設計・施工・品質管理技術等も審査され、地震や台風の多い日本においても安全であると立証されています。
このことから横河システム建築の建物は安心で安全であることはもちろん、さらに高い品質、低コスト、短い工期を目指して日々研鑽しており、yess建築には今後にも大いに期待が持てます。
yess建築構法 | 評定書No.BCJ評定-ST0171-04 |
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横河システム建築では、高度な特殊技術を用いたVMA可働建築も特徴の一つです。スタジアムの開閉屋根システム、大型可動扉、スタジアム向け大型可動スタンド、ケーブルネット開閉式屋根などがそれにあたります。
【スタジアムの開閉屋根システム】
ボタン1つで開閉運転ができる屋根システム。様々な外装材に適応し、雪国にも対応可能です。独自の構造システムによってコストを抑えて、年間100回以上の開閉を実現。スタジアム、プール、ドームなどの多くの施工実績があります。
【大型可動扉】
最大横48m、縦16mまでの大開口可能な可動扉システム。耐風耐震設計によって安全を確保されたシステムです。
【スタジアム向け大型可動スタンド】
使用目的によって座席を出したり収納したりできるシステム。ハイブリッド駆動方式を採用して、19段の観客席も効率よく収納します。
【ケーブルネット開閉式屋根】
直径250mの円形コンプレッションリングとケーブルネットを用いた折り畳み式膜屋根システムです。175m×150mの大開口が可能で開閉に要する時間は20分程度。風速34m/sに対応する性能を持ちながら低コストであり、さらに外観の美しい曲線が特徴です。
横河システム建築がシェアNo.1を占めているのは、単に低コストだからというわけではなく、その確かな強度が信頼されているからです。評定取得の際には主要部材、接合部、架構方法などの耐久性を確認する実験が何度も行なわれ、設計強度が十分であることが証明されています。
特に実大規模の試験では、実際に数トンから数十トンの積載荷重を載せた実験が行なわれます。また、地震を想定した漸増荷重を載荷する試験も何十回と行なわれました。素材強度試験体は千数百という数に上り、とことん耐久度にこだわって設計されていると言えます。
十分な実験の結果、横河システム建築で用いられるyessシステム建築では、梁間方向を大スパンのラーメン架構とすることを基本とすることになりました。このラーメン架構の主柱と大梁は高強度の変断面BH材で構成されており、接合部は高力ボルト引張り接合であるエンドプレート接合が採用されています。部材にもこだわり、高強度と低コストのシステム建築となっています。
建築基準法に基づいた開閉式建物の構造安全性を保てるように設計されていることにも注目できます。可動や停止の際には通常とは異なる荷重がかかりますので、法律で定められた基準法以上の独自基準をクリアするようになっています。
横河システム建築のyessシステム建築の基本形は、梁と柱をしっかり固定し空間を広々と使えるラーメン架構と、壁側は斜材のブレースで軸力でうまく力を分散させるブレース架構を組み合わせた鉄骨造の低層建築です。
接合部は、高力ボルトでプレートを固定するエンドプレート接合を採用しています。高力ボルトによる引張力で、フレームの強靭さが増します。
システム建築「カスタムシリーズ」の工場。こちらは建築資材製造工場で、写真右上にある長さ97.5m・奥行60.0mの1番大きな建物をシステム建築で施工しています。奥行20mごとに柱を2箇所設けており、耐震性や耐久性に優れているのがポイント。エキスパンションジョイントを使用し、工場と手前にある固定点テント倉庫とを接続しています。
運送会社の工場をシステム建築「2F建システム」で作っています。搬入出口はトラックの高さに合わせて吊り庇と外壁を設置し、雨風の影響を受けることのないスムーズな搬入出を可能にしました。外壁は自社工場にて成型した「ガルバリウム鋼板」のパネルを使用。低価格でありながら意匠性の高い外観を実現するのに最適です。
軒高の異なる小型風力発電システムの生産拠点を、システム建築「カスタムシリーズ」で建てています。自由度の高いカスタムシリーズなら、軒高の異なる建物でも広々とした無柱空間を実現することが可能です。無柱空間でありながら耐久性も非常に高く、それぞれのエリアに2.0tと5.0tの天井走行クレーンを設けても、天井や壁が歪むことはありません。
作業台やワゴン、工具保管庫の製品において国内トップシェアを誇る会社の営業用倉庫を、システム建築「ラピッドプラス」で建てています。ラピッドプラスは、スーパーラピッドと同じく、短工期かつコストパフォーマンスの高い製品です。大開口には重量電動シャッターと大庇を設置。従来の在来建築では「折板吊り庇」を設置するのが一般的ですが、システム建築なら軒高に影響を受けにくい「片持ち庇」も採用できます。
システム建築「カスタムシリーズ」にて、陸・海・空における物流現場の安心と安全を推進する企業の倉庫棟を建築した事例です。建物の長さは50.0m、奥行は19.3mで室内無柱構造となっています。屋根には独自の二重ハゼ工法を採用。水密性と施工性の高いSSルーフを使用しています。断熱性にも優れているため、開放的な無柱空間でも少ないエネルギーで一定の室温を保つことができます。
幅58.0m、奥行37.0mの大きな倉庫。こんなに大きな倉庫でも、システム建築「カスタムシリーズ」なら室内無柱構造で仕上げられます。ガルバリウム鋼板を縦張り仕様としたVリブウォールの外壁は、エジプシャンホワイト色をベースにし、四隅にパトリシアンブロンズ色を採用することで、意匠性に優れたシックな雰囲気を演出しています。
自動車ディーラーの店舗もシステム建築「カスタムシリーズ」で建築可能。室内には柱を1つ設け、建物幅51.5m・奥行12.0mの車をディスプレイする空間は無柱となっています。柱が1つもないので、ディスプレイや見学者の邪魔にならないうえ、商品が非常に美しく見えるのがメリットでしょう。自由度の高い仕様や高品質な鉄骨構造なら、店舗も安心して出店できます。
システム建築「カスタムシリーズ」にて、農業の総合支援を行う企業の店舗を建築した事例です。長手方向の柱は、店舗仕様にぴったりの間隔で設置されています。従来の在来建築では柱が5本必要となるところ、カスタムシリーズなら柱を3本で抑えられるため、コストパフォーマンスも◎。店内は内装なしの仕様で建設しており、シンプルで商品が見やすいよう工夫されています。
通信事業の販売・サービス店舗です。建物の構造的な筋交いを必要とする面を建物の側面にすることで、建物の顔である正面は、より自由な設計ができるよう工夫されています。屋根には、温度変化に対応できるスライド機能を有した山ビス工法のPXルーフを採用。建物正面に切妻屋根の妻面を設けているので、雨や雪が建物正面に落ちません。
システム建築「スーパーラピッド」にて、インドアテニススクールを施工した事例です。外観はホワイトをメインに、ライトグレーをアクセントとして使用。Vリブウォールの縦ラインが、外観をより美しく彩っています。もちろん、テニスコートは無柱構造で、視界を遮ることなく動きやすい空間を実現しています。内装はピンクとオレンジの壁にブルーのコートが映える、明るい雰囲気です。
卒業生から多くのプロ選手を輩出している実績豊富な高等学校の室内練習場は、システム建築「カスタムシリーズ」で仕上げています。外観は真っ白なVリブウォールで清潔感を演出。室内に熱がこもらないよう、多くの窓を設けているのも特徴的です。無柱スパン32.0m・長さ35.1mの空間で、床面はビニル系シート仕上げとなっています。
パラアスリートの方々の練習施設をシステム建築で建設した事例。車イスでも自由自在に動けるよう、コートはもちろん、入口も広々としたスペースを確保しています。無柱スパン47.3m・奥行42.4mというワイドスパンの室内無柱空間は、バスケットコートが2面すっぽりと入る広さ。写真手前の軒が低い部分は事務所や会議室、トレーニングルームなどが設けられています。
システム建築「カスタムシリーズ」で、製鋼原料リサイクル工場を建設。工場内の柱や設備はブルーとオレンジのツートンカラーでまとめられており、作業をしている人が自然と明るい気分になれるよう工夫されています。システム建築は内装のカラーリングも自由自在。建物長45.0m・建物高15.2mの無柱構造なので、処分品の搬入やその後の作業もスムーズに行えるでしょう。
産業廃棄物専用の工場をシステム建築「カスタムシリーズ」で建てています。幅・奥行ともに38.5mの正方形の建物で、室内は無柱仕様を採用。外壁には1時間耐火仕様を誇る耐火ヴァンド75Hを横張りで設置しているので、なめらかな仕上がりとなっています。鉄骨下側には耐火被覆を、鉄骨上側には耐火塗料を塗布することで、耐火性をより高めているのも特徴です。
エジプシャンホワイトとストーミーブルーの外壁に、鮮やかなオレンジのシャッターがひときわ目を引く屋内保管建屋棟です。こちらはシステム建築「カスタムシリーズ」で建設されています。構内側妻面には高さ・幅ともに7.0m。庇面には高さ・幅ともに6.0mのシャッターを設置しています。内観の鉄骨フレームにおける主柱間隔は、システム建築でも広めの8.3m間隔。これもカスタムシリーズだからこそできるメリットだと言えるでしょう。
システム建築「スペースMAX」を採用した、掃除用品や衛生用品のレンタルや販売を行う企業の事務所兼倉庫です。建物幅25.2m、奥行15.3mの室内無柱構造となっており、引き戸と引違サッシを設けたエリアが事務所、その他のスペースは全て倉庫という使い方です。室内はすべて無柱仕様で、太く頑丈な梁をいくつか設けたり、窓を必要最低限にすることで、非常に高い耐久性を実現しています。
事務所と電装工場棟、組立工場棟の3棟をシステム建築「カスタムシリーズ」で建設した事例です。外壁は、カラーガルバリウム鋼板を表皮材に使用したサンドイッチパネル「フラットバンド35V」で統一しています。事務所は、屋外に面した壁全てに窓を設置しており、倉庫は商品が色落ちしないよう高い位置に窓を設けているのも特徴。どちらも採光性が非常に高く、日中は照明を使わなくても明るさを保てます。
間口12.6m、奥行27.0m無柱構造の事務所をシステム建築でつくっています。外壁はフラットバンド35Vのシルバーを採用しており、メタリックな質感が重厚感をえんしゅつ。切妻屋根は建物側面に向かって伸びているうえ、事務所入口には庇を設けているので、雨に濡れることなく出入り可能です。室内は開放的な無柱構造。耐震・耐久補強も施されているので、安心して過ごせるでしょう。
横河システム建築の公式サイトには、注文の流れの詳細な情報は掲載されていませんでした。詳しい情報は直接お問い合わせください。
横河システム建築には、全国約1.060社の「ビルダー」と呼ばれる地域の建築会社ネットワークがあり、相談から見積もり、施工、メンテナンスまで、依頼主の要望にきめ細かく応えられます。
そのうえ、独自の「yess見積3D」システムによって、図面や見積書作成の他、完成イメージを三次元パースで提案することができます。早ければ1時間ほどで見積もりや三次元のパースの作成が可能です。
他社に比べて、依頼主の要望に柔軟に素早く対応できるのが売りのようです。
さらに詳細な横河システム建築の注文の流れを知りたい場合は、直接問い合わせて確認するとよいでしょう。
また横河システム建築ではyess建築をご検討の方向けに、yess建築説明会・工場見学といったイベントも実施しています。
本社所在地 | 千葉県船橋市山野町47-1 横河ウエストビル2F |
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創設年 | 2001年 |
営業日 | 要問合せ |
受付時間 | 要問合せ |
許認可情報 | 国土交通大臣許可(特-28)第19455号 |