システム建築Online 特集『システム建築』最前線

システム建築が建てられる流れ

システム建築が建てられるまでの流れと、システム建築だからこそ得られるメリットをご紹介します。

システム建築は工場で作られる

システム建築では、建物を支える鉄骨の柱・梁・屋根・扉などの部材は、工場で生産されます。

「設計を一からはじめ、設計に合わせた部品を用意する」これまでの建築方法とは違い、システム建築では、部材の形や長さががあらかじめ決まっています。

そのため従来の工法よりも短い期間で、部材を生産用意できます。

近年はコンピュータやロボットなどの最新技術を駆使して生産するので、ミリ単位で同じ形の部材が用意できるようになりました。

システム建築の流れ

システム建築は受注・設計・施工という建物の完成までの流れを、システム化し、作業の手間を出来る限り減らせるよう標準化した商品です。

システム建築なら従来の工法よりも、施工期間が2~3割程度短縮できます。

1.話し合い

使用する部材の種類や数によって、形を変えることもできるシステム建築ですが、それでもある程度は似たような形のものが出来上がります。

そのため担当者は、カタログを見せるだけで、施主に完成した建物をイメージさせることができます。両者のすれ違いによる、時間や金額のロスが起こりにくいです。

また設計や見積もりもすぐ出せるのも、システム建築の魅力です。

2.設計

専用のソフトウェアを使って、設計を行います。設計のフォーマットとなる情報は、データベースに蓄積されています。そのため必用な情報を出して、その内容に変更を加えるだけで設計が行えます。

ゼロからはじめる設計と違い、設計期間をかなり短縮できます。

3.基礎

通常の建築と違い、掘削土量が少ないです。あまり掘らなくても、地震・強風・積雪に耐えられるように工夫されています。

4.部材を工場生産

基礎と部材の工場生産は、順番が前後することもあります。

システム建築の場合は、従来の工法とは違い、設計段階で部材を事前に生産しておいたり、基礎工事の合間に生産しておいたりすることもできます。

必要な部材を向上で生産します。部材を作るラインは自動化されており、コンピューターや機械で管理されているため、非常に高品質な部材が生産されます。

5.組み立て

工場で生産された部材を、現場で組み立てます。システム建築では、部材だけではなく、施工作業も均一化されています。

決められた作業通りに組み立てれば、短工期で高品質な建物を、熟練工でなくとも建てられます。