創業80年余りの万建設興業。工場や倉庫といったシステム建築の他にも、プライベートハウスブランド「KARINO」の展開や公共施設や店舗設計といった大型店舗の建築に至るまで、幅広く対応しています。
そんな万建設興業ですが、ここではシステム建築にスポットを当てて掘り下げて解説していきます。
また、以下の項目を中心にして調べましたので是非ご覧ください。
システム建築のトップシェアを誇る「横河システム建築」。
そのシステム建築「YESS建築」を万建設工業は採用しています。これにより、従来の部材や納まりの標準化と軽量化を図ることができるほか、施主の幅広いニーズに応えることが可能です。
また、他にも以下のことが実現できます。
yess建築では、クオリティを担保しつつもコストダウン。システム化された鉄骨構造の軽量・単純化といった最適化を図ることで実現可能となります。
鉄骨、屋根、外壁、建具といった部材を自動生産ラインで製造や、現場での手間を削減するマニュアルなどによって工期を短縮することが可能。
超高層ビルや橋梁で用いる高張力材を使用することで、最大無柱スパン60m、中間柱有りで最大120mの大空間を実現が可能なため柱の死角がありません。
もともとは、昭和22年に有限会社渡辺製材木工所として始まり、木材事業のパイオニアとして建築材料を提供していた実績があります。
木材事業で培った豊富な建築知識は、展開しているプライベートハウスブランド「KARINO」だけではなく、システム建築にも活かされています。
※公式HPに掲載されていませんでした。
yess建築のカスタムシリーズで建てられた、総面積866m2の広さを誇る倉庫。外観はモスグリーン一色でまとめられ、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。搬入口には幅の広い庇を設置。悪天候であっても大切な荷物を濡らさず、スムーズな作業を可能とします。建物内部には柱を一切設けていません。無柱の開放的なスペースが確保できるのも、yess建築のメリットです。
yess建築のスーパーラピッド工法で建てられた倉庫は、シルバーのガルバリウム鋼板を採用して清潔感のあるイメージを持たせています。切妻屋根の両軒先を張り出すことで、雪庇対策も万全です。建物内部は総面積986.58m2の無柱空間で、天井も高く設定しており、自由度が高くスムーズに作業できます。また、フォークリフトやパレットラックなども導入しやすいでしょう。
一部ではありますが、長さや幅の寸法を自由に設定できるyess建築のスーパーラピッド工法を採用した総面積985m2の倉庫。この工法はプランから部材の加工まで一貫したコンピュータ処理により、低コストで理想的な空間がつくれます。外壁はVリブウォールのホワイト色です。切妻屋根を採用しており、シンプルな形状のためメンテナンスも簡単でしょう。
大開口を複数設けた製材工場。yess建築のカスタムタイプなら、主柱間隔の指定や屋根棟位置など建物仕様に応じてオーダーメイド感覚で指定可能です。また、庇の数や位置も自由自在に設定でき、オリジナルの建物が完成します。こちらの事例では建物内に柱を設けていません。これだけ大きな建物でも無柱で仕上がられるのは、システム建築の魅力です。
栃木県に建てられた総面積922m2の電材倉庫。yess建築のなかで最も自由度の高いカスタムシリーズを採用し、よりフレキシブルにお客様のニーズに応えています。外壁はVリブウォールのホワイトカラー。正面には段違いの庇を設置し、より雨風の影響を受けにくい構造となるよう工夫されているのがポイント。建具には耐候性に優れつつも低コストなアルミサッシを設置しており、他の素材と比較して長期間利用できるのも◎です。
本社所在地 |
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創設年 | 昭和22年7月 |
営業日 | 要問合せ |
受付時間 | 要問合せ |