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プレハブ建築の有力メーカーと
メリット・デメリット

プレハブ建築のメリット・デメリット

プレハブ建築のメリット

建築費用が低コスト

とくに大きなメリットは、在来工法と比べて建築費用が安く済むことです。規格化されているため、使用するパーツを一気に大量生産することができ、大幅にコストをカットできます。また、工期が短いので人件費や雑費なども減り、トータル的なコストカットが叶えられます。

用途が倉庫であればテント倉庫のほうが安くなりますが、工場や店舗、住居などであれば在来工法はもちろん、システム建築よりも低コストで済むケースが多いようです。ただ規模が大きくなると、割安感は薄れてしまいます。

工期が短い

大量生産しておいたパーツを組み立てるだけなので、工期もかなり短縮されています。建築物の用途や規模感、こまかな仕様にもよりますが、工期は1~3か月程度と言われています。

それでいて、品質は均一。多くの部材を一括で大量生産しているため、品質は一定の基準が保たれます。工期を短くしたいがための手抜き工事もほとんど起こり得ず、一定の品質を確保しやすいのです。

約20年の寿命がある

プレハブ建築の寿命は約20年とされています。寿命が30年以上とされるシステム建築や在来工法には劣るものの、テント倉庫と比べると2~3倍寿命が長くなっています。

また、一定の耐震性も確保されています。部材は工場で一気に生産されており、一定の設計基準が満たされています。職人の技術や知識にも左右されず、万が一の施工ミスがなければ、設計上の耐震性が得られるのです。

プレハブ建築のデメリット

自由度が非常に低い

規格に合わせてパーツを組み立てるため、自由度はほぼないと言っても過言ではありません。デザインの自由度も低く、地方の倉庫なら問題ないかもしれませんが、工場や商業施設、住居として利用する場合は、物足りなさを覚える可能性があります。また、狭小地や不整形地(L字・三角など)だと厳しい可能性が高いです。

また、着工後に仕様を変更するのも容易ではありません。設計・打ち合わせ段階で、後悔のないよう慎重に考える必要があります。

空間を最大限活用できない

プレハブ建築の場合、6m間隔で柱を作らなければなりませ。ごく小規模な倉庫なら問題ないかもしれませんが、6mを超える場合は柱が邪魔になる可能性があります。空間を有効活用できずデッドスペースが生まれやすいのはもちろん、自由度が低いので、動線をさえぎってしまうこともあります。

事業用として使用する場合、動線設計・使いやすさはとくに重要です。動線設計・使いやすさを考慮することが、「自社の利益の最大化」させることにつながります。

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業者選びで見るべきポイントは?

プレハブ建築を扱っている会社はとても多く、選ぶのは意外と困難。でも、一度工事が始まってしまうとやり直しはききませんし、完成後に使いにくい部分が見つかっても、簡単には修正できません。そのため、きちんと信頼できる業者を選ぶことが非常に重要です。まずは、業者選びで見るべきポイントを確認していきましょう!

建築コスト・費用感

コストは重要なポイントの1つです。プレハブ建築の費用は、選ぶメーカーや建築予定地の場所、建築条件などによって大きく異なります。とはるプレハブ建築メーカーでは、200m2規模のプレハブ建築で坪単価15.8万円、900m2規模の場合は坪単価11.5万円と紹介されていました。まずは複数の会社で相見積もりをとるのが無難です。

また、一番安い会社に飛びついてしまうのはNG。安いと思ってプレハブ建築を選んだのに、いつのまにか別料金やオプションが発生して、予算を超えてしまうケースもあります。図面作成費・確認申請日・電気や上下水道の接続費なども、よくチェックしておかなければなりません。

実績・対応エリア

安心できるメーカー選びのためには、会社の実績に着目しましょう。実績の多さは、イコール会社の経験・ノウハウと言っても過言ではありません。また、対応エリアも必ずチェックしておく必要があります。対応エリアの隣だけど含まれていない…という場合は、一度相談したみたら考えてみてもらえるかもしれません。

アフターフォローの充実度

アフターフォローの体制・充実度も、業者選びの際に必ずチェックしておきたい項目です。アフターフォローやメンテナンスの内容、保証期間、万が一トラブルが起きてしまった際はどう対処してもらえるかを、きちんと確認しておかなければなりません。

また、対応のスピード感も重要です。倉庫や工場、店舗などの事業用として利用する場合、アフターフォローを対応が遅すぎると事業・業務に支障をきたしてしまいます。会社の口コミ・評判をチェックしてみるとよいでしょう。

プレハブ建築の特徴

プレハブ建築とは、あらかじめ工場で生産された部品を、現場で組み立てていく建築法のことです。倉庫や工場として使用されることが多かったプレハブ建築ですが、近年はアパートや店舗としても用いられるなど、さまざまな場所で活躍しています。

プレハブ建築の建物が増えてきた背景としては、建築費用の安さが理由として挙げられます。工場で大量生産される規格化した材料を使うので、建築材にかけるコストを大幅にカットすることができるのです。

プレハブ建築の種類

プレハブ建築の種類は主に3つ。壁や柱、梁といった主要構造部に用いられる建材によって、下記のような種類に分けられます。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

木質系

壁や柱、梁に木材・木質系パネルを使用しているのが木質系のプレハブ建築です。プレハブ建築の中ではとくに歴史の古いものの、最近ではあまり活用されていません。

木質系のプレハブは、そこからさらに3種類に分類されます。1つ目が部材のプレカットのみを工場で行う軸組式。そのほかの作業は建築現場にて行われます。

2つ目は木質系パネルをすべて工場で生産し構成するパネル式。3つ目が、先述した2つを融合した「軸組パネル併用式」で、プレカット材の軸組に既成のパネルを貼り付けて建築されます。

コンクリート系

木質系プレハブの次に歴史が長いのが、コンクリート系のプレハブ建築です。その起源は1949年に建築された組立鉄筋コンクリート構造(※プレハブ)の建物とされています。主要構造部には、コンクリートを主原料とした部材が用いられています。

コンクリート系も木質系同様、さらに3種類にわけられます。1つ目がコンクリートブロックなどを積み上げてつくる組積式。2つ目の組立式は、工場にて生産されたコンクリート部材による壁・柱・床・梁を、現場で組み立てます。

最後は併用式。組立式と組積式をあわせるのではなく、これらどちらかに鉄骨を併用するのが併用式です。

鉄骨系

最後に挙げる種類が鉄骨系です。現在建てられるプレハブ住宅ではこの鉄骨系が主流で、鉄骨系プレハブ住宅は今やハウスメーカーの主要ラインナップとなっています。

また災害時や改修工事の際に使用される仮設用の建物には、この鉄骨系プレハブが使われることが多いそう。規格化されており、工期が短く、「規格建築」とよばれています。

プレハブ建築の工期

プレハブ建築の工期は、他の建築法と比べても短めの工期となっています。工場生産される材料を使うケースが多いため、現場作業の負担が軽減できるからです。建物によっては、数日で建てられるので、事業目的で使う場合は早い収益化が見込めるでしょう。

似たような建物を建てる際には同じ材料を使うことになるので、プレハブ建築の建物はパッケージングして販売されているケースが多く見受けられます。パッケージングされることで作業工程が統一され、工期を短縮したり、品質をアップさせたりするのに役立っています。

プレハブ建築の耐用年数・耐久性

プレハブ建築には軽量鉄骨が用いられることが多いのですが、軽量鉄骨の厚さによって法定耐用年数は異なります。住宅や店舗として使うなら、厚さが3m以下で法定耐用年数は19年、少し厚さが増して4m以下だと27年、4mを超えると34年は持つとされています。

工場や倉庫として用いる場合は、住宅や店舗の耐用年数よりもそれぞれ3年短くなります。逆に事務所として用いる場合は、劣化がそれほどしないので、住宅や店舗の耐用年数よりもそれぞれ3~4年は長くなります。ただし、上記はあくまで法定耐用年数なので、リニューアルなどのメンテナンスをして使い続ければ、長期的に使うこともできるでしょう。

プレハブ建築の耐震性・地震対策

プレハブ建築の耐震性は、定期的にメンテナンスを行うかどうかで異なります。実は、プレハブ建築の最大のデメリットは錆びる危険性があるということです。雨や風にさらされたり、海の近くで塩害が生じたりすると、当然プレハブ建築の建物は錆びる可能性があります。

鉄骨が錆びてしまうと、耐久性が弱くなり、合わせて耐震性も下がっていきます。通常は鉄骨の表面は被覆された状態ですが、それでも錆が発生してしまった場合、1年で0.06mmほどの速さで腐食していきます。問題なさそうに見えても、実は腐食が進んでいるということもあるので、しっかりとメンテンスをしておく必要があります。

プレハブ建築が適している建物・用途・業界

プレハブ建築で建てられる建物はたくさんあり、仮設住宅からオフィス、店舗や工場、商業施設やアパートに至るまで、さまざまな業界で使われています。プレハブ建築で扱う材料を載せたトラックが通れる場所であれば、基本的にはプレハブ建築の建物を建てることができます。

最近では土地を有効活用する方法の一つとして、プレハブ建築でトランクルームや駐車場を設けるケースもあるようです。プレハブ建築は、とにかく工期が短いので、体育館や部室目的で建てるなど、教育現場でも重宝されています。

プレハブ建築が向いていない建物・用途・業界

上述したように、プレハブ建築は錆びるリスクがあります。そのため、塩害が起こりやすい、海に近い場所に建てるのは向いていません。海の近くでトランクルームや駐車場を構えようとしているなら、プレハブ建築以外の建築法を選択するのが無難です。

また、錆びる危険性の高い、湿気や気温差が激しい場所に設置するのも難しいといわれています。湿度や温度のことを考えると、調理で湿度や温度を一定に保つのが難しい飲食店も向いていないといえます。

プレハブ建築と○○の違い

プレハブ建築とシステム建築の違い

プレハブ建築が鉄骨で建てられているのに対し、システム建築の多くは鋼材が使われています。鋼材は在来工法よりも耐久性が25%ほど高いといわれており、システム建築のほうが耐震性に優れているといえます。

また、プレハブ建築の鉄骨が錆びやすいのに比べて、システム建築は錆びに強い鋼材を外装に使用しているので、耐用年数が長いという違いがあります。とはいえ、コスト面ではプレハブ建築の方が安いため、コストか耐久性か、何を重視するかで採用すべき建築法は異なります。

プレハブ建築とテント倉庫の違い

プレハブ建築とテント倉庫の違いは屋根部分にあります。プレハブ建築は建物全体が鉄骨で組み立てられているのに対し、テント倉庫は屋根がシートで出来ています。そのため、耐用年数はテント倉庫の方が短く、定期的なシートの張り替えが必要です。一見するとテント倉庫のほうが安価なのですが、シートの張り替え費用がかさむので、長期的にみるとプレハブ建築のほうがコストは抑えられます。

また、テント倉庫は屋根のシートが日光で劣化していくため、経年劣化すると強風時に破れる危険性があります。保管庫として使っていた場合は、収納物がダメになるリスクもあるので、用途によって使い分けることをお勧めします。

プレハブ建築と在来工法の違い

在来工法は、システム建築・プレハブ建築・テント倉庫の中で、もっとも建築費用がかかる建築法です。システム建築・プレハブ建築・テント倉庫は、材料が規格化されているので自由度が高くありませんが、在来工法なら好きな材料や形状で建てられるため自由度は非常に高いといえます。

とはいえ、耐久性に関してはどの材料を使うかによっても大きく異なります。耐久性を重視するなら、コストもかさむ可能性はあります。そのため、耐久性や自由度を重視したいなら在来工法、コスト面を重視するならプレハブ建築の方が向いているといえます。

プレハブ建築とコンテナハウスの違い

プレハブ建築とコンテナハウスでは、強度とコストが全く違います。まず、コンテナハウスは鉄板や鋼板で覆われた建物なので、とにかく強度が強く、耐震性に優れています。プレハブ建築と同じく錆びる危険性はありますが、強度が段違いのため、コンテナハウスのほうが建築費用は高めです。

ただし、コンテナハウスは既に組み立てられた状態で搬送されるため、場所によってはそもそも運び入れることができない可能性があります。その場合は、材料だけ生産しておいて現地で組み立てを行う、プレハブ建築のほうが適しているでしょう。

おすすめのプレハブ建築業者まとめ

大和リース

大和ハウスグループの一員である大和リース。これまで確かな品質のサービスを、スピーディーに提供することを重視してきました。これまでの豊富な経験・実績に基づく、十分な技術と知識を有しており、工場や倉庫、店舗・事務所、教育施設や介護施設などさまざまな用途・要望に応えられます。

展開するプレハブ建築は、倉庫・工場向けの「ダイワスペース」。基本モジュールは3,000mmで、12,000~24,000mmの5種類をラインナップしています。すっきりとした内装が特徴で、使われる鉄骨の数が少なくなっているのが最大の魅力です。倉庫や事務所の併設にも対応可能で、クリーンルームや冷凍庫・冷蔵庫の設備設置にも対応してもらえます。

  • 本社所在地:大阪府大阪市中央区農人橋2-1-36
  • 創立年:1959年6月

日成ビルド工業

石川県金沢市に本社を構える日成ビルド工業。土地開発から建物の設計・施工、運営管理のほか、ファシリティマネジメントやリニューアルまで幅広い事業を行っています。倉庫や物置などの建築にも注力しており、依頼主の要望や理想に合わせたプランを提案。家庭用物置から大規模倉庫、さらに防災倉庫や特殊車両の格納庫、温度を管理できる低温倉庫や危険物倉庫まで対応してもらえます。

プレハブ建築では「フラットハウスシリーズ」「日成格納ハウス」「ウォールハウスシリーズ」など、さまざまなプランを用意。どのプランが適切か気になる場合は公式サイトをチェックするか、直接問い合わせて相談してみるとよいでしょう。また、システム建築やユニットハウスも扱っています。

  • 本社所在地:石川県金沢市金石北3-16-10
  • 創立年:1961年7月

内藤ハウス

プレハブ建築・システム建築事業を中心にする内藤ハウス。5つのコンセプト「製造(Product)」「高品質」「ライフサイクルコスト(LCC)」「環境(ECO)」「安心・安全」を重視にする会社です。これまでに50年以上にのぼる実績があり、先述した5つの視点と培ってきた経験・技術を駆使して、顧客のニーズに応えることを大切にしています。

郊外の大規模な商業施設から工場、店舗や事務所、医療施設や災害時に使用させる小規模な仮設住宅まで、多種多様な建築ができます。プレハブ建築建築ではユニット式を採用しており、建築現場に運んで設置するだけ、という手軽さが魅力。間仕切りやエアコンといった要望にも応えられます。

  • 本社所在地:山梨県韮崎市円野町上円井3139
  • 創立年:1969年

立川ハウス工業

東京立川市に本社を構える立川ハウス工業株式会社は、プレハブ専門の業者です。プレハブの施工はもちろん、販売やリース、製造まで総合的な対応を行っています。また、システム建築も手掛けており、横河システム建築の「yess建築」を採用しています。

立川ハウス工業が提供するプレハブ建築の特徴は、耐久性の高さ。在来工法やシステム建築に比べると耐久性が低いのがプレハブ建築の難点でしたが、それを改善して、安定感のあるプレハブ建築を実現しています。

展開しているプレハブ建築商品には「スタンダード」「スタンダードスクールタイプ」「ニューデラックスS型」「ニューデラックスT型」「セミデラックス」などがあります。

  • 本社所在地:東京都新宿区西新宿7-4-4 武蔵ビル
  • 創立年:1964年9月

三協フロンテア

三協フロンテアは、プレハブ建築メーカーとしてユニットハウスの建築・製造・販売・レンタルを行っています。企画・設計から施工、アフターメンテナンスにいたるまで自社で一貫して対応するこが可能。下請け業者や仲介業者を通さないため、余計な中間マージンも発生せず、建築費用の軽減や工期の短縮にも繋がっています。

手掛けるユニットハウスの特徴は、シンプルな施工工程による工期の短縮。部材の約80%はすでに工場で生産されており、それらを建築現場で組み立てるだけなので、在来工法と比べると3分の1程度の期間で建物が完成します。部材を工場で生産しておくので、天候の影響も受けず、大雨や台風によって工期が伸びることもほとんどありません。また雨風にさらされて品質が落ちることもないのがメリットです。

  • 本社所在地:千葉県柏市新十余二5
  • 創立年:1969年12月

郡リース

創立から100年以上の歴史がある郡グループとして、1970年に設立された群リース株式会社。設立から数えても50年以上の歴史を有してます。中低層建物を中心としたサービスを展開しており、高い品質レベルを確保。店舗や工場、事務所といった多彩な建築物を提供してます。

プレハブ建築の商品ラインナップには「クイックシリーズ」や「ユニットシリーズ」などがあります。クイックシリーズには角パイプ材が用いられているのが特徴で、耐久性と居住性を向上させることに成功しています。ユニットハウスは群リース独自の仕様で、組み立てはもちろん、解体も簡素化されています。断熱性を向上させる断熱パネルや居住空間の快適さを高める大型窓などにも対応できます。

  • 本社所在地:東京都港区六本木6-11-17
  • 創立年:1918年3月

昭和ハウス工業株式会社

プレハブ建築・ユニットハウス・屋外トイレの総合メーカーとして活躍する昭和ハウス工業株式会社。本社は東京都江戸川区にあり、規模自体は小さい会社ながら、依頼主1人ひとりの希望に応えるべく、プレハブ建築・ユニットハウスながら、規格製品っぽさを感じさせない高品質な仕上がりを提供してくれます。

プレハブ建築では「SHOWA Rispee(リスピー)」「SHOWA Solid(ソリッド)」2つの商品プランを用意。リスピーは規格化されたパネルを外壁に用いており、工期短縮と費用カットを叶えています、ソリッドはオーダーメイド感覚で建てられるプレハブ建築商品。デザイン性が優れており、断熱性や気密性もアップしています。

  • 本社所在地:東京都江戸川区興宮町19-2
  • 創立年:1986年7月

オリエントハウス

京都に本社を構えるオリエントハウスは、総合プレハブメーカーとして多種多様なプレハブ建築を提供している会社です。商品の種類もバリエーションゆたかで、スタンダードなものからスタイリッシュで意匠性の高い製品までさまざま。自由度も高く、最高5階建ての建物を建築することができます。

いくつかの商品プランを見ていきましょう。1つ目は断熱性・遮音性に優れたライトシリーズ。これまで試行錯誤を続けてきた商品だそうで、完成度の高さを強みとしているそう。倉庫や事務所向きの商品です。2つ目はより優れた断熱性を誇るスーパーシリーズ。機能性に十分にこだわっているうえ、デザインにも凝れるのがこのシリーズの特徴です。倉庫だけでなく店舗や事務所にも活用できるでしょう。

  • 本社所在地:京都府京都市中京区西ノ京東中合町42
  • 創立年:1968年

京滋プレハブ

京滋プレハブは中古プレハブを扱う業者です。工場や倉庫で使用されていたプレハブを再利用し、リーズナブルに提供しています。中古だからって、品質に問題があるわけではありません。京滋プレハブでは専任の設計士がプランニングを行っており、オーダーメイド感覚で建築可能。自社で設計から施工までを一貫して対応しています。

寸法やデザインもカスタマイズ可能で、コンパクトな倉庫から大型倉庫まで対応可能。それでいて、部材はリユースしたものなので、費用は新築の7割程度に抑えられるそうです。外壁は張り直してもらえますし、屋根は新品を使用するため、中古感はほとんど感じられないでしょう。

  • 本社所在地:京都府京都市山科区西野後藤1
  • 創立年:不明

オービス

プレハブ建築のほか、システム建築やユニットハウスの販売を手掛けているオービス。1959年に創立し、60年以上にわたって依頼主が希望する建物を提供してきた会社です。基礎工事から電気・上下水道の設置工事も一貫して行っており、ワンストップでお任せすることができます。

プレハブ商品には複数のラインナップを展開しており、たとえば外壁にサンドイッチパネルを使用しているため断熱性が向上している「ロッジ」や、金属サイディング仕様で良い意味でプレハブっぽくない外観に仕上がる「ハイロッジ」などがあります。システム建築やユニットハウスも扱っているので、プレハブ建築以外の選択肢も同時に検討できるのが1つのメリットです。

  • 本社所在地:広島県福山市松永町6-10-1
  • 創立年:1959年11月

テクノハウス

山形県に本社を構えるテクノハウスは、自社で設計から生産、施工までを一貫して管理しているメーカーです。自社で最後まで担当することで、お客さんの要望に合わせた対応や、徹底的な品質管理が可能となっています。制作する側と使用する側の意見の合致を第一にと、目標を掲げているメーカーなので、丈夫でありながら見た目も損なわないプレハブが建てられます。テクノハウスの代表取締役社長は、工場マンとして入社してから37年も現場で実績を積んだ社長です。そのため、お客さんの要望にはできるだけ柔軟に対応してくれます。

  • 本社所在地:山梨県都留市戸沢170
  • 創立年:昭和63年11月30日

株式会社 匠

栃木県に本社を構える匠は、プレハブ建築の販売やリースを行っているメーカーです。設計から申請、制作から施工に至るまで、トータルでプレハブ建築の施工を請け負っています。株式会社匠が販売するプレハブ建築の建物は、安全性が考慮されているだけでなく、デザインや大きさなど自由に選べ、バリエーションに富んでいます。デザイン性に優れていることもあり、主に外観が重視される住宅や事務所、店舗や車庫に利用されています。期間限定でプレハブを利用したい方はリースも行っているので、使用目的や現場の状況をまずは相談してみるのがおすすめです。

  • 本社所在地:栃木県小山市東野田82
  • 創立年:平成20年5月

音頭金属

音頭金属は石川県にあるメーカーで、ユニットハウスやプレハブハウスの建築工事一式とレンタル、足場工事を手掛けています。プレハブハウスに関しては、プレハブ建築の工期の短さやコストの安さを活かしつつ、鉄骨銅縁工法や内外装の現地仕上げを採用して、美観や快適性を保つのに成功しています。特に、鉄骨銅縁工法は、外壁下地材に鉄骨銅縁を使うことで、耐久性を上げるのに一役買っています。また、音頭金属では、多雪地域のプレハブ建築にも対応しています。積雪強度を上げて、建物の内部空間が損壊しないように施すことが可能なので、多雪地域に設置を予定している場合でも心配ありません。

  • 本社所在地:石川県金沢市小坂町中18-4
  • 創立年:昭和24年7月

株式会社向陽

株式会社向陽は、山口県にあるメーカーです。一般建築・プレハブ建築・一般住宅の建築を行っています。プレハブ建築では、機能性と快適性、安全性を追求しているので、さまざまなニーズに対応することができます。小型倉庫・守衛室・工場・体育館・事務所・駐車場といった具合に、小型のプレハブから大型のプレハブに至るまで、設置をサポートしてくれます。株式会社向陽が提供するプレハブは、外壁のバリエーションは豊富ながら、建物自体はシンプルなデザインなので、どんな場所設置してもスッキリと収まるのが大きな特徴です。

  • 本社所在地:山口県周南市沖見町2-10
  • 創立年:昭和54年7月

ナガワ

東京都に本社を構えるナガワは、ユニットハウスの販売とレンタル、システム・モジュール建築の施工を請け負うメーカーです。ナガワは国土交通省大臣認定を取得した、品質と耐久性がともに高いプレハブを提供していることでも有名です。従来の低価格なプレハブから、コストをかけた高品質で耐久性の高いプレハブまで建築できます。自由設計なので内外装とも豊富なバリエーションから選べ、工場や事務所など多用途に用いることが可能です。中柱がないプレハブにも対応しているため、大型倉庫としても利用ができます。

  • 本社所在地:東京都千代田区丸の内1-4-1 丸の内永楽ビルディング22階
  • 創立年:1966年7月21日

サンエイ

埼玉県に本社があるサンエイは、一般建築・システム建築・プレハブ建築やレンタル・ユニットハウスのレンタルを行っているメーカーです。プレハブの営業から設計、工事までをすべて自社で行っているので、品質を保ちながらコストを安く抑えることができています。また、納品までは案件ごとに専門のチームが担当するため、品質の向上や短納期を実現しています。サンエイではプレハブ建築も含め、今まで1万8000件もの施工を担当した実績を持っています。初めてプレハブを建てる方でも、最後まで安心して任せられるでしょう。

  • 本社所在地:埼玉県さいたま市南区白幡5-16-8
  • 創立年:1977年(昭和52年)10月25日

東京ハウジング

東京都に本社がある東京ハウジングでは、プレハブの販売、プレハブやユニットハウスのリースを行っています。低価格や迅速性を追い求めたローコストのプレハブから、実用性や機能美を充実させた高級なプレハブまで、さまざまなタイプを取り扱っています。販売とレンタルともにパッケージ販売で、本体・基礎・内装・基本料金・レンタル料金・工事費などがコミコミ価格となっています。特別な仕様にしない限りは、基本的に追加費用がかからないので、経済的な価格でプレハブを建てることができます。対応エリアは関東近辺のため、遠方から依頼される場合は対応してくれるかどうかを事前に相談してみましょう。

  • 本社所在地:東京都調布市小島町1-40-10
  • 創立年:1973年(昭和48年)4月14日

オズビー

オズビーは東京都にあるメーカーで、関東近郊では300件以上のプレハブ建築実績を持っています。見積もりは無料で、相談の際に要望があれば、要望に合わせてパーツを組み込むことができます。用途や性能に合わせて、空間を広げる、あるいは間取りを変更するのも可能です。倉庫・車庫・物置・店舗・オフィスなど、用途に合わせてプレハブの種類を選べます。また、自然災害などで緊急に仮設住宅が必要な場合も、しっかりと対応してくれるので安心です。プレハブ建築の建物を建てる際に必要となる書類も、サービスで作成してくれるため、書類の作成方法が分からなくても一任することができます。

  • 本社所在地:東京都江東区北砂6-17-4
  • 創立年:不明

寿コンストラクション

寿コンストラクションは東京都に本社を構えるメーカーですが、主に千葉県を中心にプレハブ建築を手掛けています。寿コンストラクション自体は設立からまだ日が浅いですが、プレハブ建築に40年以上携わってきたプランナーが在籍しているので、お客さんの要望をしっかりと汲み取ってくれます。見積もり後は、一級建築士がプレハブ建築について的確に説明してくれるため、建築に際する不安を解消できるでしょう。寿コンストラクションは、大手不動産事業の寿グループの企業です。そのため、土地探しや資金計画まで、丸ごとサポートしてくれるのが大きな特色です。

  • 本社所在地:東京都千代田区内神田3-9-5 内神田大原ビル5階
  • 創立年:平成28年12月20日

シンワハウス

シンワハウスは製造本社が静岡県に、営業本社が愛知県にあるメーカーです。「そうせまいか」という合言葉、そう(想像)・せ(成長)・か(感動)をモットーに、社内一丸となってお客さんのニーズに沿ったプレハブを提供してくれます。プレハブ建築に関しては、専属の一級建築事務所と提供しているので、独自の軽量鉄骨構造を採用しています。それにより、見積もりから提案までを迅速に対応することが可能となっています。プレハブは豊富なバリエーションで、事務所・店舗・工場・作業所・倉庫タイプなどを販売しています。

  • 本社所在地:静岡県磐田市中泉785-3(製造本社)
    愛知県名古屋市瑞穂区中山町1-6(営業本社)
  • 創立年:平成14年6月11日
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