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プレハブ建築の有力メーカーと
メリット・デメリット

プレハブ建築のメリット・デメリット

プレハブ建築のメリット

建築費用が低コスト

とくに大きなメリットは、在来工法と比べて建築費用が安く済むことです。規格化されているため、使用するパーツを一気に大量生産することができ、大幅にコストをカットできます。また、工期が短いので人件費や雑費なども減り、トータル的なコストカットが叶えられます。

用途が倉庫であればテント倉庫のほうが安くなりますが、工場や店舗、住居などであれば在来工法はもちろん、システム建築よりも低コストで済むケースが多いようです。ただ規模が大きくなると、割安感は薄れてしまいます。

工期が短い

大量生産しておいたパーツを組み立てるだけなので、工期もかなり短縮されています。建築物の用途や規模感、こまかな仕様にもよりますが、工期は1~3か月程度と言われています。

それでいて、品質は均一。多くの部材を一括で大量生産しているため、品質は一定の基準が保たれます。工期を短くしたいがための手抜き工事もほとんど起こり得ず、一定の品質を確保しやすいのです。

約20年の寿命がある

プレハブ建築の寿命は約20年とされています。寿命が30年以上とされるシステム建築や在来工法には劣るものの、テント倉庫と比べると2~3倍寿命が長くなっています。

また、一定の耐震性も確保されています。部材は工場で一気に生産されており、一定の設計基準が満たされています。職人の技術や知識にも左右されず、万が一の施工ミスがなければ、設計上の耐震性が得られるのです。

プレハブ建築のデメリット

自由度が非常に低い

規格に合わせてパーツを組み立てるため、自由度はほぼないと言っても過言ではありません。デザインの自由度も低く、地方の倉庫なら問題ないかもしれませんが、工場や商業施設、住居として利用する場合は、物足りなさを覚える可能性があります。また、狭小地や不整形地(L字・三角など)だと厳しい可能性が高いです。

また、着工後に仕様を変更するのも容易ではありません。設計・打ち合わせ段階で、後悔のないよう慎重に考える必要があります。

空間を最大限活用できない

プレハブ建築の場合、6m間隔で柱を作らなければなりませ。ごく小規模な倉庫なら問題ないかもしれませんが、6mを超える場合は柱が邪魔になる可能性があります。空間を有効活用できずデッドスペースが生まれやすいのはもちろん、自由度が低いので、動線をさえぎってしまうこともあります。

事業用として使用する場合、動線設計・使いやすさはとくに重要です。動線設計・使いやすさを考慮することが、「自社の利益の最大化」させることにつながります。

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業者選びで見るべきポイントは?

プレハブ建築を扱っている会社はとても多く、選ぶのは意外と困難。でも、一度工事が始まってしまうとやり直しはききませんし、完成後に使いにくい部分が見つかっても、簡単には修正できません。そのため、きちんと信頼できる業者を選ぶことが非常に重要です。まずは、業者選びで見るべきポイントを確認していきましょう!

建築コスト・費用感

コストは重要なポイントの1つです。プレハブ建築の費用は、選ぶメーカーや建築予定地の場所、建築条件などによって大きく異なります。とはるプレハブ建築メーカーでは、200m2規模のプレハブ建築で坪単価15.8万円、900m2規模の場合は坪単価11.5万円と紹介されていました。まずは複数の会社で相見積もりをとるのが無難です。

また、一番安い会社に飛びついてしまうのはNG。安いと思ってプレハブ建築を選んだのに、いつのまにか別料金やオプションが発生して、予算を超えてしまうケースもあります。図面作成費・確認申請日・電気や上下水道の接続費なども、よくチェックしておかなければなりません。

実績・対応エリア

安心できるメーカー選びのためには、会社の実績に着目しましょう。実績の多さは、イコール会社の経験・ノウハウと言っても過言ではありません。また、対応エリアも必ずチェックしておく必要があります。対応エリアの隣だけど含まれていない…という場合は、一度相談したみたら考えてみてもらえるかもしれません。

アフターフォローの充実度

アフターフォローの体制・充実度も、業者選びの際に必ずチェックしておきたい項目です。アフターフォローやメンテナンスの内容、保証期間、万が一トラブルが起きてしまった際はどう対処してもらえるかを、きちんと確認しておかなければなりません。

また、対応のスピード感も重要です。倉庫や工場、店舗などの事業用として利用する場合、アフターフォローを対応が遅すぎると事業・業務に支障をきたしてしまいます。会社の口コミ・評判をチェックしてみるとよいでしょう。

プレハブ建築の種類

プレハブ建築の種類は主に3つ。壁や柱、梁といった主要構造部に用いられる建材によって、下記のような種類に分けられます。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

木質系

壁や柱、梁に木材・木質系パネルを使用しているのが木質系のプレハブ建築です。プレハブ建築の中ではとくに歴史の古いものの、最近ではあまり活用されていません。

木質系のプレハブは、そこからさらに3種類に分類されます。1つ目が部材のプレカットのみを工場で行う軸組式。そのほかの作業は建築現場にて行われます。

2つ目は木質系パネルをすべて工場で生産し構成するパネル式。3つ目が、先述した2つを融合した「軸組パネル併用式」で、プレカット材の軸組に既成のパネルを貼り付けて建築されます。

コンクリート系

木質系プレハブの次に歴史が長いのが、コンクリート系のプレハブ建築です。その起源は1949年に建築された組立鉄筋コンクリート構造(※プレハブ)の建物とされています。主要構造部には、コンクリートを主原料とした部材が用いられています。

コンクリート系も木質系同様、さらに3種類にわけられます。1つ目がコンクリートブロックなどを積み上げてつくる組積式。2つ目の組立式は、工場にて生産されたコンクリート部材による壁・柱・床・梁を、現場で組み立てます。

最後は併用式。組立式と組積式をあわせるのではなく、これらどちらかに鉄骨を併用するのが併用式です。

鉄骨系

最後に挙げる種類が鉄骨系です。現在建てられるプレハブ住宅ではこの鉄骨系が主流で、鉄骨系プレハブ住宅は今やハウスメーカーの主要ラインナップとなっています。

また災害時や改修工事の際に使用される仮設用の建物には、この鉄骨系プレハブが使われることが多いそう。規格化されており、工期が短く、「規格建築」とよばれています。

おすすめのプレハブ建築業者まとめ

大和リース

大和ハウスグループの一員である大和リース。これまで確かな品質のサービスを、スピーディーに提供することを重視してきました。これまでの豊富な経験・実績に基づく、十分な技術と知識を有しており、工場や倉庫、店舗・事務所、教育施設や介護施設などさまざまな用途・要望に応えられます。

展開するプレハブ建築は、倉庫・工場向けの「ダイワスペース」。基本モジュールは3,000mmで、12,000~24,000mmの5種類をラインナップしています。すっきりとした内装が特徴で、使われる鉄骨の数が少なくなっているのが最大の魅力です。倉庫や事務所の併設にも対応可能で、クリーンルームや冷凍庫・冷蔵庫の設備設置にも対応してもらえます。

  • 本社所在地:大阪府大阪市中央区農人橋2-1-36
  • 創立年:1959年6月

日成ビルド工業

石川県金沢市に本社を構える日成ビルド工業。土地開発から建物の設計・施工、運営管理のほか、ファシリティマネジメントやリニューアルまで幅広い事業を行っています。倉庫や物置などの建築にも注力しており、依頼主の要望や理想に合わせたプランを提案。家庭用物置から大規模倉庫、さらに防災倉庫や特殊車両の格納庫、温度を管理できる低温倉庫や危険物倉庫まで対応してもらえます。

プレハブ建築では「フラットハウスシリーズ」「日成格納ハウス」「ウォールハウスシリーズ」など、さまざまなプランを用意。どのプランが適切か気になる場合は公式サイトをチェックするか、直接問い合わせて相談してみるとよいでしょう。また、システム建築やユニットハウスも扱っています。

  • 本社所在地:石川県金沢市金石北3-16-10
  • 創立年:1961年7月

内藤ハウス

プレハブ建築・システム建築事業を中心にする内藤ハウス。5つのコンセプト「製造(Product)」「高品質」「ライフサイクルコスト(LCC)」「環境(ECO)」「安心・安全」を重視にする会社です。これまでに50年以上にのぼる実績があり、先述した5つの視点と培ってきた経験・技術を駆使して、顧客のニーズに応えることを大切にしています。

郊外の大規模な商業施設から工場、店舗や事務所、医療施設や災害時に使用させる小規模な仮設住宅まで、多種多様な建築ができます。プレハブ建築建築ではユニット式を採用しており、建築現場に運んで設置するだけ、という手軽さが魅力。間仕切りやエアコンといった要望にも応えられます。

  • 本社所在地:山梨県韮崎市円野町上円井3139
  • 創立年:1969年

立川ハウス工業

東京立川市に本社を構える立川ハウス工業株式会社は、プレハブ専門の業者です。プレハブの施工はもちろん、販売やリース、製造まで総合的な対応を行っています。また、システム建築も手掛けており、横河システム建築の「yess建築」を採用しています。

立川ハウス工業が提供するプレハブ建築の特徴は、耐久性の高さ。在来工法やシステム建築に比べると耐久性が低いのがプレハブ建築の難点でしたが、それを改善して、安定感のあるプレハブ建築を実現しています。

展開しているプレハブ建築商品には「スタンダード」「スタンダードスクールタイプ」「ニューデラックスS型」「ニューデラックスT型」「セミデラックス」などがあります。

  • 本社所在地:東京都新宿区西新宿7-4-4 武蔵ビル
  • 創立年:1964年9月

三協フロンテア

三協フロンテアは、プレハブ建築メーカーとしてユニットハウスの建築・製造・販売・レンタルを行っています。企画・設計から施工、アフターメンテナンスにいたるまで自社で一貫して対応するこが可能。下請け業者や仲介業者を通さないため、余計な中間マージンも発生せず、建築費用の軽減や工期の短縮にも繋がっています。

手掛けるユニットハウスの特徴は、シンプルな施工工程による工期の短縮。部材の約80%はすでに工場で生産されており、それらを建築現場で組み立てるだけなので、在来工法と比べると3分の1程度の期間で建物が完成します。部材を工場で生産しておくので、天候の影響も受けず、大雨や台風によって工期が伸びることもほとんどありません。また雨風にさらされて品質が落ちることもないのがメリットです。

  • 本社所在地:千葉県柏市新十余二5
  • 創立年:1969年12月

郡リース

創立から100年以上の歴史がある郡グループとして、1970年に設立された群リース株式会社。設立から数えても50年以上の歴史を有してます。中低層建物を中心としたサービスを展開しており、高い品質レベルを確保。店舗や工場、事務所といった多彩な建築物を提供してます。

プレハブ建築の商品ラインナップには「クイックシリーズ」や「ユニットシリーズ」などがあります。クイックシリーズには角パイプ材が用いられているのが特徴で、耐久性と居住性を向上させることに成功しています。ユニットハウスは群リース独自の仕様で、組み立てはもちろん、解体も簡素化されています。断熱性を向上させる断熱パネルや居住空間の快適さを高める大型窓などにも対応できます。

  • 本社所在地:東京都港区六本木6-11-17
  • 創立年:1918年3月

昭和ハウス工業株式会社

プレハブ建築・ユニットハウス・屋外トイレの総合メーカーとして活躍する昭和ハウス工業株式会社。本社は東京都江戸川区にあり、規模自体は小さい会社ながら、依頼主1人ひとりの希望に応えるべく、プレハブ建築・ユニットハウスながら、規格製品っぽさを感じさせない高品質な仕上がりを提供してくれます。

プレハブ建築では「SHOWA Rispee(リスピー)」「SHOWA Solid(ソリッド)」2つの商品プランを用意。リスピーは規格化されたパネルを外壁に用いており、工期短縮と費用カットを叶えています、ソリッドはオーダーメイド感覚で建てられるプレハブ建築商品。デザイン性が優れており、断熱性や気密性もアップしています。

  • 本社所在地:東京都江戸川区興宮町19-2
  • 創立年:1986年7月

オリエントハウス

京都に本社を構えるオリエントハウスは、総合プレハブメーカーとして多種多様なプレハブ建築を提供している会社です。商品の種類もバリエーションゆたかで、スタンダードなものからスタイリッシュで意匠性の高い製品までさまざま。自由度も高く、最高5階建ての建物を建築することができます。

いくつかの商品プランを見ていきましょう。1つ目は断熱性・遮音性に優れたライトシリーズ。これまで試行錯誤を続けてきた商品だそうで、完成度の高さを強みとしているそう。倉庫や事務所向きの商品です。2つ目はより優れた断熱性を誇るスーパーシリーズ。機能性に十分にこだわっているうえ、デザインにも凝れるのがこのシリーズの特徴です。倉庫だけでなく店舗や事務所にも活用できるでしょう。

  • 本社所在地:京都府京都市中京区西ノ京東中合町42
  • 創立年:1968年

京滋プレハブ

京滋プレハブは中古プレハブを扱う業者です。工場や倉庫で使用されていたプレハブを再利用し、リーズナブルに提供しています。中古だからって、品質に問題があるわけではありません。京滋プレハブでは専任の設計士がプランニングを行っており、オーダーメイド感覚で建築可能。自社で設計から施工までを一貫して対応しています。

寸法やデザインもカスタマイズ可能で、コンパクトな倉庫から大型倉庫まで対応可能。それでいて、部材はリユースしたものなので、費用は新築の7割程度に抑えられるそうです。外壁は張り直してもらえますし、屋根は新品を使用するため、中古感はほとんど感じられないでしょう。

  • 本社所在地:京都府京都市山科区西野後藤1
  • 創立年:不明

オービス

プレハブ建築のほか、システム建築やユニットハウスの販売を手掛けているオービス。1959年に創立し、60年以上にわたって依頼主が希望する建物を提供してきた会社です。基礎工事から電気・上下水道の設置工事も一貫して行っており、ワンストップでお任せすることができます。

プレハブ商品には複数のラインナップを展開しており、たとえば外壁にサンドイッチパネルを使用しているため断熱性が向上している「ロッジ」や、金属サイディング仕様で良い意味でプレハブっぽくない外観に仕上がる「ハイロッジ」などがあります。システム建築やユニットハウスも扱っているので、プレハブ建築以外の選択肢も同時に検討できるのが1つのメリットです。

  • 本社所在地:広島県福山市松永町6-10-1
  • 創立年:1959年11月